今回は4年生の夏期講習の最終日に実施した特別授業について書かせていただきます。
小4の夏期講習・後半では、最終日に特別授業を行いました。
4年生の段階では、生徒たちには「受験」というものに対する強いモチベーションはまだありません。
受験に対する明確な意識のない4年生に大量の知識、それを覚えるための宿題を与えると、勉強することに対してマイナスの感情を持ってしまう危険があります。それだけは避けなければなりません。別の目標・目的があれば、能動的な姿勢で学習していくことは可能だと考えています。
そこで、講習時の授業で学習した各科目の内容を用いてゲームを行いました。ゲームでの成果に対しては、ささやかな賞品も用意させていただきました。
今回の特別授業では、ゲームの内容に「覚えなければならないこと」を含めることによって、「覚える」という行動を「覚えなければならないから覚える」という消極的なものから、「ゲームで勝つために覚える」という目的を持った積極的なものに変えました。
生徒たちは「ゲームで勝つ」という目的のために、授業を真剣に聞き、一生懸命に考え、家庭でも復習をしてくれました。能動的に学習に取り組む姿勢がしっかりとできていました。
一見遊びのように思えることですが、意図をもって行うことで、自発的に勉強をするモチベーションに繋げることができます。
講習後の平常授業においても、生徒が能動的に勉強に取り組めるような工夫を今後もおこなっていきたいと考えております。
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小4 夏期講習 特別授業
08月30日